視点

2001年10月26日
先人は偉大なり。

それが本当かどうかは知らないが、少なくともあの先人は偉大だった。

目からうろこが落ちる。
その表現が一番正しい。

そう、団体には意思なんか無いのである。

なんでそんな事に気づかなかったのだろう。
もっと澄んだ目で物事を見られなかったのだろう。
自分ではもう少し客観的な目を持っていたつもりであったが。

意思を持つのは個人である。
確かにそうだ。
いくらよくないことをしたとしても、いくら不当な文句を言ったとしても、それは一個人の行動に過ぎない。
団体は、意志をもたない。

なんと愚かな人間であったか。
なんとつまらない人間であったか。
なんと視野の狭い人間であったか。

自分のレベルの低さを思い知らされる。

だが、今ならこの言葉が理解できる。
そしてこの言葉を理解した上で考えることができる。

次からは、もっとレベルの高い事が考えられるであろう。

はっきり言ってもうあきらめかけていた。
俺の周りには敵しかいないのかと。
しかし、そうではない。
100人中調べた10人が敵だったからといって、100人全てが敵とはいえない。
それは、「敵しか見えていなかった」に過ぎない。

本当に、先人は偉大だった。
俺は、あの人に少しでも近づくことができるのだろうか。
そしていつかは、対等な視線で話し合える日が来るのだろうか。

不可能ではない、と信じたい。
とりあえず俺には階段を上る努力をする事しかできないだろう。

少しでも、高みへ。
そして大局を見渡せる、澄んだ目を。

そして自分の信じた道を。

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