一つの終わり
2001年6月13日終わってしまった。
予想どうりに。
避けねばならない結果だった。
行くべきではない方向だった。
しかし、そうなってしまった。
避けられなかった。
どうやっても。
人にはできることとできないことがある。
それはわかっている。
今回のこれを解決する事は俺には荷が重すぎた。
俺にはどうすることもできないことだった。
ただ呆然と事態の進行を見守るしかなかった。
手の施し様のない末期がん。
例えるとそんな感じだろうか。
見ていることしかできなかった。
気の持ちようを変えさせる事しかできなかった。
くやしい。
分かっていたのに。
こうなる事は、誰の目にも明らかだったのに。
そしておそらく、この事態を回避させるのは俺の役目だったのに。
考えた。
考え抜いた。
何とかみんなで幸せになる道を。
しかし、だめだった。
俺には何も浮かばなかった。
こんなに自分の無能さを痛感したのは久しぶりだ。
ただ、ただくやしかった。
本当にだめだったのだろうか。
他に道はなかったのか。
仕方がない。
そうなのかもしれない。
二つの事象は、相反するものだった。
しかし。
何とかできなかったのか。
あきらめるのは得意だが、
今回ばかりは仕方がないで割り切りたくなかった。
良くない事だと分かっていたから。
あきらめていい問題ではないと分かっていたから。
後悔が残るとわかっていたから。
溝が残るとわかっていたから。
しかし、どうすることもできなかった。
そして、後悔は残った。
深い溝が残った。
積み上げていたものは、半壊した。
誰が悪いのかはわからない。
誰もが悪いような気もするし、
誰も悪くないような気もする。
一つだけ確かな事。
とりあえず、俺は悪い。
俺にもう少し力があれば。
もう少し良く回る頭があれば。
自分の考えを他人に伝える力があれば。
今回の件に関して、いや、この一年に関して俺は負けた。
完敗。
理想は実現できなかった。
最後まで、一人で走ってしまった。
「変える」ことはできなかった。
そして、俺の中の一つの事柄が終わった。
また、時は繰り返す。
予想どうりに。
避けねばならない結果だった。
行くべきではない方向だった。
しかし、そうなってしまった。
避けられなかった。
どうやっても。
人にはできることとできないことがある。
それはわかっている。
今回のこれを解決する事は俺には荷が重すぎた。
俺にはどうすることもできないことだった。
ただ呆然と事態の進行を見守るしかなかった。
手の施し様のない末期がん。
例えるとそんな感じだろうか。
見ていることしかできなかった。
気の持ちようを変えさせる事しかできなかった。
くやしい。
分かっていたのに。
こうなる事は、誰の目にも明らかだったのに。
そしておそらく、この事態を回避させるのは俺の役目だったのに。
考えた。
考え抜いた。
何とかみんなで幸せになる道を。
しかし、だめだった。
俺には何も浮かばなかった。
こんなに自分の無能さを痛感したのは久しぶりだ。
ただ、ただくやしかった。
本当にだめだったのだろうか。
他に道はなかったのか。
仕方がない。
そうなのかもしれない。
二つの事象は、相反するものだった。
しかし。
何とかできなかったのか。
あきらめるのは得意だが、
今回ばかりは仕方がないで割り切りたくなかった。
良くない事だと分かっていたから。
あきらめていい問題ではないと分かっていたから。
後悔が残るとわかっていたから。
溝が残るとわかっていたから。
しかし、どうすることもできなかった。
そして、後悔は残った。
深い溝が残った。
積み上げていたものは、半壊した。
誰が悪いのかはわからない。
誰もが悪いような気もするし、
誰も悪くないような気もする。
一つだけ確かな事。
とりあえず、俺は悪い。
俺にもう少し力があれば。
もう少し良く回る頭があれば。
自分の考えを他人に伝える力があれば。
今回の件に関して、いや、この一年に関して俺は負けた。
完敗。
理想は実現できなかった。
最後まで、一人で走ってしまった。
「変える」ことはできなかった。
そして、俺の中の一つの事柄が終わった。
また、時は繰り返す。
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