なんのために

すごく久しぶり。
別に怠けていたわけではなく、本気で書けなかった。
実家に戻り、戻っては仕事をし、こっちに戻り、戻っては仕事をし。そんなかんじ。
本当に忙しい。
今日は休みをとる予定だったが、やることを見つけてしまい、結局あんまり休めず。

仲間も皆忙しいと言っている。忙しいのが苦になっている人も結構いるようだ。
一応、今回の企画では上の立場の人間ということになっているので、皆がつらい思いをしているのを見るといろいろ思う。

責任を感じる、なんて偉そうな事は言わないし、自分がどうこうしたところで皆が楽になるなんて自惚れてもいないつもり。

でも、皆が沢山の仕事を抱え、大変な思いをしているのを見るのは辛い。
できることなら少しだけでも自分が代わってやりたい、軽減してあげたいと思う。
しかし、自分にはできないことも沢山ある。

きっと、最近のこの忙しさの中で、理由を求めるようになった人が多いのではないだろうか。
すなわち、
どうしてこの仕事をやっているのか、ということだ。

自分の場合は、仕事が好きだし、やっていて楽しいからやっている。
皆は違うのだろうか。

最近、自分の仕事をやりたくない、といっている人が結構いるような噂を聞く。
俺は逆にやりたくないことを何でやっているのか不思議に思う。

大変なことをやるのには、それなりの代償が必要なはずだ。
俺の場合、それは楽しさとの引き換えである。
いやいやながらやっている人は、
いったい何と引き換えているんだろう。

もし、引き換えるものがないのだったら、やっている意味自体があるのだろうか。

無いのなら、きっとそれはやめたほうがいい。
そこから何も見出せないのなら、意味は無いはずだ。
「責任」とは必要かもしれない。でも、「サークル」というものを考えた時、それをやっている理由とするには、あまりにもつまらないことではないか。
やりたくないことをやっているサークルに、なんの意味があろうか。

ほどほどにやりたい人は、ほどほどにやればいい。やりたくない人は、やらない。
やりたい人がやる、それがあるべき姿なのではないのだろうか。

やりたくない人がやりたくないことを我慢してやっているのは、一見みんなのためになっているようで、実は迷惑をかけているだけではないのだろうか。

ただ、忙しさに文句を言う。それはいいだろう。文句がでないよう調整する。
でも、やりたくないのに、と言う文句は問題だ。

仕事の辛さにつぶれそうなときは、原点に戻って、どうして自分がこの仕事をやっているのかを再確認する必要があると思う。
そうすればきっと、進むべき道が見えるに違いない。

やめる。がんばる。
選択肢はそれしかない。

やりたい人がやっていて、処理が追いつかないのなら、いくらでも助ける。できる限り。
でも、やりたくない人を助けても意味が無い。
意味のないことはしたくない。

できる限り、皆が辛い思いをしないよう、なんとかしてやりたい。
きっと、自分の力では何も変えられないだろう。
けど、努力はしてやる。
無駄な事はしない性質だが、可能性がある限りあがいてやる。
自分にできることといったら、それくらいだから。