必要の無いこと

今日は本気で忙しかった。
集中講義は六時間ぶっ通しだし（実質は五時間くらいだけど）終わったら終わったでサークルのお仕事が忙しいし。帰ってご飯食べたら九時くらいになってるし。
ああ、忙しい。

でも、忙しいのは好きだ。
口では文句を言っていても、やる事があるのは好き。
だからなんにでも顔を突っ込んでしまう。

いったい何のために、避けて通れる仕事までもしてしまうのだろう。
人は適度に必要な事をやるのがよいのではないか。

自分がやれることを他人に見せたい。
これは違うな。他人からの羨望、感心。
そんなものは後からついてくるものだし。

他人に必要とされたい。
これも違う。
少なくとも誰からも必要とされない人間ではない程度の自信はある。
必要とされるかどうかは、能力の大小によって決まるものでもないはず。

自分の能力を高めたい。
これも違うな。
そんなかっこいいこと思って仕事できるほど、よく考えてないし、上昇思考も無い。

他人に仕事をさせたくない。
あ、これだ。
そうだ。ただ単に、他人が大変な思いをしているのが嫌なだけだ。

他人が嫌な思いをしているのを見るのは、自分が嫌な思いをしているのより何倍もつらい。
自分の痛みは自分で把握できるけれど、人の痛みは自分には見当がつかないから。
だからできる限りの痛みは自分のなかに取り込んでしまった方が、気が楽だ。

だから自分がやる。

でももし、俺と同じ考えを持っている人がいるとしたら、その人に逆に痛い思いをさせているのかもしれないか。
やりすぎには気をつけよう。

結果を見るのが好き。
これもある。
自分がやったことが周りにどう影響を与えるのか見るのは楽しい。
自分の予想通りになるのは楽しいし、予想通りにならなかったとして、なぜならなかったのか、どうすればよかったのかを考えるのも好き。

だから仕事は好き。
忙しいのも好き。

でもさすがにやれない範囲まで無理してやる気にはならない。
やれないことはやれない。
周りに迷惑をかける。

だから、
やれることはやる。