学校

2001年2月10日
TAKESHI.comさん、ブックマークどうもです。
つまらない日記もどきですが、読んでやって下さい。

今日でテスト期間が終わった。
俺は終わってないんだけどね。

早いものだ。もう後期の授業が終わってしまった。
一年次が終わろうとしている。
高校生だったころから一年。
あっという間だ。

あのころは必至だった。勉強に。
いや、大学に合格する、ということに。
だから、誘惑に負けてしまった。
簡単に入れると言う誘惑に。

大学受験。前期試験は見事に落ちた。
一番入りたかった情報系の学科だ。
人気があるだけに、レベルも高かった。
勉強はしたつもりだった。でも、やりかたがまずかった。
最初は、後期試験は受けないつもりだった。
あらかじめ受けてあった(合格していた)私立の情報系学科にいくつもりだった。
でも、先生に
「滑り止めでレベルの低いところに後期試験の願書出して置いたらどうだ」
と言われたので、出してみた。

前期が落ちた。
当然、後期の願書も出してあったので、後期を受けた。
受かった。

なぜかそのとき、私立に行こう、なんて気は少しもしなかった。
きっと、レベルは低くとも、国立合格と言う言葉に満足していたのだろう。
今ごろになって、そのことが重くのしかかる。

小学校のころは、確か、画家になりたかった。小学校では、よく皆に、学年で一番絵が上手い、とか何とか言われていたせいで、調子に乗っていたのだろう。
そのうち、先生になりたくなった。人に物を教えるのは、昔から得意だった。
中学校では、美術の教師を目指していた。でも、仲良くなった美術の先生に、「先生なんて、いいもんじゃないよ」と止められた。
高校に行って、コンピュータに興味を持った。今はグラフィックはコンピュータで処理する時代だ。コンピュータを習っておけば、なんでも応用がきく。
そう思って情報の分野を選んだ。

なのに、今行っているのは、コンピュータ関係ではあるけれど、電気系の色が濃い学科だ。

最近、それが間違いだったのでは、とよく思う。
自分は能力的には文型だと思う。
数学は好きだが、できない。
能力的に考えれば、文型に行くのが相当だ。でも、やりたかったから、それだけの理由で理系に行った。

その結果がこれか。
やりたい事とは微妙に違う、できもしない勉強を必至になってやっている。

このままでいいのか。
確かに就職には困らなそうだ。

大学に行っている意味はあるのか。

両親にその話をした。
大学をやめる事も考えている、と。
「馬鹿な事を。せっかく入ったんだから、頑張りなさい。」
そう言われると思っていた。言われるのを承知で言ってみた。いや、むしろ、そう言われることを望んでいた。そう言われることで、仕方が無いな、と思おうとしていた。

しかし、父親は、
「やりたいようにやれ。まだ若いんだから、なんでもできる。」
と言った。
涙が出そうだった。

見透かされていた。何もかも。

何より、恥ずかしかった。
自分のことを、人に決めさせようとしていた卑怯な自分が。

自分で考えようと決めた。
とりあえず、大学を辞めるのは、今のところ却下だ。
なぜなら、大学で、勉強以外のものを見つけたから。大学に来て勉強することが、学問だけでないと解ったから。

それを親に話した。
サークルが忙しい。
でも今は、勉強よりサークルを優先したい。もしそれで、留年する事になったとしても、それも大学での勉強の一部だから、と。
母親が言った。
「お前がそう思ってるんなら、その分の援助はするよ」と。
親の寛大さに打たれた。
いつも馬鹿な事ばかりやっている親なのに。

その他のことについては考え中だ。
このまま行くか、転学科をするか、転部をするか。
もしかしたら急にやめる気になるかもしれない。
そして新しい道を見つけるかもしれない。

今はわからない。俺が分からないのなら、分かる人はいないだろう。

難しい。

学校の問題と違って、答えが無い。

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