自分の力

とある事があり、今日は能力について考えた。

人間は1人では生きていけない。
それは解っていること。
他人に迷惑をかけずには生きられない。

人間はできないこともある。
それも解っていること。
いくら頑張っても、空は飛べない。

でも、自分にできない事があるとき、
他人の助けが必要な時、
人は悔しがる。

どうしてできないのか。

できるはずのことができなかったのを悔しがるのは仕方ない。
けれど、できないことができなかったときも悔しがる。

どうしてだろう。

できないものはできないのに。

心のどこかでできると思っているのだろうか。
それは単なる自信過剰だ。

でも悔しい。

できなくて悔しい時、それは自分の中に可能性を持っている時だ。やれると思うからこそ、悔しがる。
でもその可能性を見出してるのは自分。
正しい保証はどこにもない。
もしかしたら、自分には無理な事かもしれない。

絶対的に無理な事について悔しがるのは愚者だ。
悔しがる必要が無いのだから。

他人に頼るときだってそうだ。
他人に頼るのが正解な時もある。

自分にできなくて
他人にできる事があって何が悪い。

他人にできなくて
自分にできることだって必ずある。

悔しがっている暇があったら、とっととそれを見つけてするほうが先決だ。

自分のやるべき事、自分にできる事がわかっていれば、悔しがる暇も必要もないはず。

できないことができないことを悔しがるのは自分がわかっていない証拠だ。

まずは自分の能力を考える。自分はそれができたのかできなかったのか把握する。悔しがるのはそれからでも遅くはない。

できないことはできない。
悲しいけれど、しかたがない。
じゃあ、どうするのか。

そのまま悔しがっているだけなのか、それとも…。

そこからが問題だ。