集中
2001年2月7日最近集中力がない。
テスト勉強をしていてそう思う。
精神ポイント消費して使えればいいのに。
いつからだろう。
少なくとも高校の時はあった。部活のせい。
というわけで高校時代の部活の話。
高校時代の部活。弓道部。
矢を撃って的に当てる。ただそんだけ。
でも、これがなかなか奥が深い。
一回に撃てる矢の数は四本。
たった四本。二本撃つだけで試合の半分が終わってしまう。ミスは許されない。
的への距離は約28M。
撃つ瞬間に五ミリずれると、当たるころには十センチずれる。
集中力が命だった。
心を無にする。
体の動き一つ一つに気を配りながらも、何も考えない。心が乱れている日は、決まって当たらなかった。
撃つ瞬間は、針の先のようなイメージ。全てを研ぎ澄ます。周りの声は聞こえないのに、後ろの人の気配も感じ取れる。
撃ち終わって、いくら失敗をしてしまったとしても表情に出してはいけない。
「表情に出すな。表情の乱れで心の乱れはすぐ分かる。」
私は師からそう教わった。それをするために、日常生活でもポーカーフェイスを心がけた。
そのせいでいつも冷静だと誤解されがちだったが。
普通は三人一組の団体戦。
撃つ順番で前から「大前」「中」「落ち」という。
最初のチーム(チームを作るのは先生)では「大前」をやっていた。「大前」は、自分のペースを維持できる人がやる場所だ。「中」は一番当たる人、「落ち」はプレッシャーに強い人が適している。
ずっと「大前」だった。二年の初めになって、三年生が引退してからは、Aチームの一番前、それが定位置だった。
これでも一応インターハイ経験者である。二年の時、三年生十人近くを蹴落として、Aチームに入った。そのまま、三年生の中に一人混じったチームで県大会に優勝し、全国に行った。いや、厳密に言うとつれていってもらった、か。でも、当時チームで一番当たりをたたき出していたのは自分だった。弓道人生の中で唯一自慢できる時期だったと思っている。
いつからか、当たらなくなった。何が原因か、それは分かってる。精神的な問題だった。弓道とは関係ない事での。Bチームの「落ち」にされた。悔しかった。でも、しかたがなかった。
楽しかった。
あのときは集中力もすばらしかった。・・はず。
勉強にも集中していた。
なんで今はこんなに・・・(笑)。
テスト勉強をしていてそう思う。
精神ポイント消費して使えればいいのに。
いつからだろう。
少なくとも高校の時はあった。部活のせい。
というわけで高校時代の部活の話。
高校時代の部活。弓道部。
矢を撃って的に当てる。ただそんだけ。
でも、これがなかなか奥が深い。
一回に撃てる矢の数は四本。
たった四本。二本撃つだけで試合の半分が終わってしまう。ミスは許されない。
的への距離は約28M。
撃つ瞬間に五ミリずれると、当たるころには十センチずれる。
集中力が命だった。
心を無にする。
体の動き一つ一つに気を配りながらも、何も考えない。心が乱れている日は、決まって当たらなかった。
撃つ瞬間は、針の先のようなイメージ。全てを研ぎ澄ます。周りの声は聞こえないのに、後ろの人の気配も感じ取れる。
撃ち終わって、いくら失敗をしてしまったとしても表情に出してはいけない。
「表情に出すな。表情の乱れで心の乱れはすぐ分かる。」
私は師からそう教わった。それをするために、日常生活でもポーカーフェイスを心がけた。
そのせいでいつも冷静だと誤解されがちだったが。
普通は三人一組の団体戦。
撃つ順番で前から「大前」「中」「落ち」という。
最初のチーム(チームを作るのは先生)では「大前」をやっていた。「大前」は、自分のペースを維持できる人がやる場所だ。「中」は一番当たる人、「落ち」はプレッシャーに強い人が適している。
ずっと「大前」だった。二年の初めになって、三年生が引退してからは、Aチームの一番前、それが定位置だった。
これでも一応インターハイ経験者である。二年の時、三年生十人近くを蹴落として、Aチームに入った。そのまま、三年生の中に一人混じったチームで県大会に優勝し、全国に行った。いや、厳密に言うとつれていってもらった、か。でも、当時チームで一番当たりをたたき出していたのは自分だった。弓道人生の中で唯一自慢できる時期だったと思っている。
いつからか、当たらなくなった。何が原因か、それは分かってる。精神的な問題だった。弓道とは関係ない事での。Bチームの「落ち」にされた。悔しかった。でも、しかたがなかった。
楽しかった。
あのときは集中力もすばらしかった。・・はず。
勉強にも集中していた。
なんで今はこんなに・・・(笑)。
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